『最近話題のマインドフルネス瞑想って一体何なの?』と思ってる人必見。暮らしの中での実践的な瞑想のお話し。

今日は、マインドフルネスについて描かれた映画の紹介です。『ティク・ナット・ハン』、彼はダライ・ラマ14世と並ぶ平和活動家であり、世界中にマインドフルネスを広めている伝道師なんです。そんなマスターのお話し。

最近話題のマインドフルネス瞑想。雑誌やテレビで言葉はよく見るけど、形もなく実態もつかめません。言葉だけが一人歩きして、何のことだかさっぱりよくわかりません。

本作はそんな疑問を視覚的に、意識的に解決してくれる映画です。

興味深い内容だったので忘れないうちに書き留めておきます。


WALK WITH ME


一言で言えば、見る瞑想のような映画でした

静かな静かな、噛みしめるほどに味わい深い洞察に満ちた作品なんです。生きること全てが深い瞑想の様に、生の一瞬一瞬をゆっくり味わいながら生きる様子がありありと描かれています。

人によってはちょっとストイックすぎると感じるかもしれません。なにせ全員坊主で修行僧だから。。。だけど、日々の暮らしで心ここにあらずな時には、この映画の言葉を思いだしてみるといいでしょう。ちょっとしたキッカケが、意識を『今ここ』に戻すヒントになると思いますよ。

語弊を恐れずに個人的な見解を書いておくと、、、

別にマインドフルネス瞑想をするために、頭を丸めて御仏の道に進まなければいけないというわけではありません。この作品では、解脱の為か、仏門に入る方の様子を撮っているが、もっと簡単に日々の心がけ次第で誰でも瞑想はできると思いますよ。個人的にはそう思うんです。


そもそもマインドフルネスとは???


映画の中で、マインドフルネス瞑想の核心を突いた印象的な言葉があったのでここに書いておきますね。

導師曰く、

『マインドフルネスとは今この瞬間に辿り着く為にある。

僕らは急ぎすぎている。何かを常に探し求めている。追い求めすぎている。でも、辿り着けていない。

『幸せになる何かを』わたし達は探し求めてばかりいる。。

でも、、
あらゆる生命の奇跡は今この瞬間だけにあるのです。

今この瞬間の奇跡に辿り着く為にマインドフルネスはある。

過去はすでに過ぎ去り、未来は未だ来ていない。あるのは今ここだけなのです

マインドフルネスのお陰で今ここに立ち戻る事が出来るのです。そして、深く生きる術を学びましょう。

人生を無駄にしないために』

 


映画の内容は、言葉では上手く伝えられません(^_^;)


映画は、遠い意識の奥の方にある穏やかな涅槃のような、春の柔らかい日差しを受けてゆらゆら煌めくお花畑のような心象風景が広がっています。

小鳥のさえずりや、そよぐ風、木漏れ日や、揺れる蝋燭の灯り。無駄なく無理なく、ただ今ここに、在る。そんな感じの映像。

って、よく分からんですよね。言葉では伝えずらいので、気になったら観てね。

僕の筆力の無さもあり、ここで本作のストーリーや描写を、書いたところでやっぱりこの映画の本質は何も伝える事が出来きません。

だから、結局どうしてもポエムのような、抽象的な表現に落ち着いてしまう。
ま、百聞は一見にしかず、観ればきっと腑に落ちる事でしょう。

 


まとめ


僕もヨガをやってみたり、本を読んでみたり、座禅を組んでみたり、試しに色々とやってみるもののマインドフルネスについて上手く説明できない。けど、何となく体感的に『いいもの』って事だけはわかっている。やると調子いいし、気分もすごく落ち着く。

マインドフルネス瞑想、やる前とやった後では気持ちの在りようが全く違うんです。頭がスッキリするし、結局物事はシンプルって事に気付かせてくれる。

物事を難しくしているのは、結局自分自身って事に気ずかせてくれるんです。とは、言っても問題真っ只中の時は周りが見えなくなってどうしようもない時も多々あるんですが。。。(^_^;)まーまだまだ修行が足りないって事なんですね。

 

興味がある人は是非観てみてください。怒りも憂いもない、静かなさざ波のような映画ですよ。
悟りとは何なのか?形があってないようなものを、肚で分かるように説明されてます。

呼吸を整えながら、頭ではなく、心でもなく、おへそのちょっと下の方にある丹田に意識を集中して観てみて下さいね。

後世に残したい美しい作品、セバスチャンサルガド 『地球へのラブレター』

今日も僕の大好きな偉大なる写真家『セバスチャンサルガド』の映画について書きます。


『地球へのラブレター』


本作品は偉大なる冒険家であり写真家のセバスチャンサルガドの半生を描いた映画です。
最近写真にハマっているのでまた借りて見てみた。コレで3回目(笑)何度見ても彼の撮った写真に僕は心惹かれるのです。

それぐらい、「おおっ!」と唸らされる写真満載なのです。
全編モノクロームの写真と映像なのですが、構図、描写、共に素晴らしく、何故このような構図が切り取れるのか不思議だ。素人の僕には学ぶことしかない、ってくらいイイ写真家さんなのです。

巨匠は、神の目を持つ男と言われ、多くの人に多大な影響を与えた

人間を愛し、善と悪、裏と表、光と闇の深淵を覗き込んだ。
冒険家にして、報道写真家にして、地球への愛をたっぷりと注ぎ込んだ作品にし仕上がている。
監督もコレまた巨匠で、2人の稀代の天才が作りあげた作品でアカデミー賞のドキュメンタリー部門にもノミネート。


フォトグラファーとは光で情景を描く人


特に僕はオープニング一発目の言葉がやたらと耳に残るのです。

フォトグラフとは、写真。ギリシャ語で、フォトは光、グラフは書く、描く、という意味。
つまりフォトグラファーとは、光で描く人を指す。光と影で世界を描き続ける人の事なのだ。「おお!カッコイイ」。やたらと腑に落ちる説明で、僕も写真を撮るときにはこの言葉を常に胸に、光で描くよう心掛けています。

と言っても、、、ど素人の下手っぴなんで全然まだまだ始まったばっかりなんですが。。。(^_^;)ま、『志は常に高く』って事です。本物に触れることは、己を高める事になりますからね。


写真は背景が重要


そしてもう一つ印象的なシーンがある。

彼が息子を連れて北極海の孤島にセイウチを撮りに行ったシーン。彼らの寝泊まりするベースにシロクマがやって来た。シロクマを撮ろうとカメラを向けたサルガドがこう言い放った。

「迷っているんだ。これでいいのか??このまま居ればクマを至近距離で撮れる。だが、構図が良くない。クマの記録だけで絵にならない。ここはダメだ。背景にナニもない。写真を構成するものがない。動きがないんだ』

そう言ってカメラを置いて撮るのを辞めてしまった。

「背景がダメだ。ただの記録写真になってはいけないのだ。」

この言葉からも受け取れるように彼がいかに映り込む背景にストーリーを盛り込んでいるのか、又、見るものを引き込むような構図で写真を撮る一端はこのような考えに起因しているという事を学ばされた。

因みに最近愛読しているNATIONAL GEOGRAPHICの『プロの撮り方・構図を極める』にも同様に背景の重要性について書かれていた。そんなこと考えずにパシャパシャ撮っていたので、今後はもっと背景に気を配ろう。


 LOOKS LIKE A HIPPIE


若かりしサルガド先生は、ロン毛に髭ボウボウ、どっからどう見てもバリバリのヒッピー。世界コーヒー機構で働いていたが、安定し、約束された将来を捨て、私財を投げ売て撮影機材を購入。一気に写真家の道にシフトチェンジ、ひたすらに突っ走った。

切り返し、決断力ハンパないっす。


数々の歴史的写真集を出版


サルガドは根っからの旅好きだったらしく、世界中を飛び回り多くの歴史的写真を残す。ただ、陰陽混じるあらゆる類の写真を数多く残しているので、中には目を背けたくなるような悲惨な光景もたくさんある。

特に国境なき医師団に帯同しアフリカの難民キャンプの写真は直視できないものが多い。見ているだけで心が暗くなる。凄惨で無慈悲な大量虐殺の記録。

同じ時代を生きているにも関わらず、つい最近までこんな悲惨な事が起きていた事を知らなかった。ショックだった。

コレラ、飢餓、水不足、生き抜くのがとても困難な状況。食べるものもなく、飢えて、痩せほそり骨と皮だけになって死んでいく。

辛い。直視できない。思わず目を背けたくなるシーン満載。これ撮ってたら心病むよな。って感じです。

サルガドの奥さんが監修し、多くの作品を残しています。


報道写真家から転身、地球へのオマージュを取り始める


そんな凄惨な状況を目の当たりにしたサルガドはしばらく精神を患った。

そんな時、彼の心を癒してくれたのは自然であった。

生まれ故郷に舞い戻った彼は、昔の面影が消えつつあるふるさとを見、閃いた。

報道写真家から一転、彼は荒れ果てた土地に植林を始め、約600ヘクタールもの土地を緑あふれる森に生き返らせた。

そして自然への畏敬の念を抱き、美しき地球の写真を撮り始めた。

無数の写真を撮り続けてきた彼が望むのは自然の再生。彼らが作り上げた森は国立公園となり、森林再生のモデルとなり多くの国で取り上げられている。


写真集『GENESIS』は本当に素晴らしい作品です

出てくる写真が余りにも素晴らしいので、写真集買おうと思ってたら、PHOTO HEADSの先輩が持ってで見せてもらったけど、大判の分厚い写真でボリューム満点。最初の表紙を開いた瞬間から引き込まれる。地球への深い愛と感謝。ページをめくるたびにため息が出る。

美しい、の一言に尽きる

また、審美眼と構図が凄い。どうやったらこんな写真が撮れるのか不思議でたまらない。

サルガド先生、本当に素晴らしい写真家です。特に後期の作品『 GENESIS』名作です。美しき地球の歴史的記録書になっております。是非ご一読あれ。

セバスチャンサルガド『地球へのラブレター』イイ映画ですので興味がわいた方は一度見られてくださいね。

写真史に残る世紀の大発見謎の写真家「ヴィヴィアン・マイアー」

今日は映画の話。

最近カメラにどっぷりとハマっているので、写真やフォトグラファーに関する映画や本をよく見る。見まくっている。そんな中良かった映画、『イイね!』と思った写真家さんの話をサクッと書いておきます。

写真に興味のある方や、予告見て気になった方は試しに観て見てください。

劇中に出てくる時代を感じるモノクロームの写真たちが素晴らしいです。


ヴィヴィアンマイアーを探して(FINDING VIVIAN MAIER)


物語はある1人の青年が、地元のオークションで大量のネガが入った箱を落札した事から始まる。

最初彼はこのネガの価値を分からなかった。たまたま落札したネガを現像し、ネットで公開したところ世間から多くの反響を受け、彼女の作品の価値に気づいたそう。

有名な報道写真かフォトグラファーの作品と思いネットで検索しても情報は皆無。実際に本人に会おうと試みてもなんら手がかりが掴めないまま唯一見つけたのが彼女の死亡を知らせる記事だった。。。

全くの無名の女性が何故に15万枚にも及ぶ大量の写真を撮り、こんな素晴らしい作品を撮ったにも関わらず世に公表しなかったのか?

こんな疑問が渦巻き彼はヴィヴィアンの足跡を追う事にした。。。

彼女は死んでから有名になった。というか、映画を見たらわかると思うけど、ただただ撮る事が大好きだっただけで、当の本人はあまり注目される事を好まなかったそうだ。作品を撮る事に関しては外交的であったが、本人の性格は超内向的な人であったそうだ。なので、没後に作品が世に出て良かったのかもしれない。

多くの方のエピソードでこう語っている。

皆が口々に云う。一言で言うと『変り者』だと。

『注目される事を嫌い、孤独を好んだ。結婚もせず、家族も持たず、謎の多い人物であった。』

よく「天才と〇〇は紙一重」と言うけれど、彼女もそんな部類の人間だったのかもしれない。とにかく変人だったそうだが、変り者イコール個性的と言う事だし、それが彼女がアーティストたる由縁なのかもしれない。

彼女が撮った作品は非常に興味ふかいものが多いですよ。インスタグラムにも上がっているので気になる人はチェックして見てください。(ヴィヴィアンが撮ったものじゃない写真も載せてあるのであしからず)

#VIVIANMAIER  #VIVIANMAIER PORTREITO

↑コチラは写真集。僕も見たいです。

他にも写真家の方が専門的に写真を解説されているブログなんかも読んでみると「なるほど」となります。僕のような素人にはこんなにうまく写真について解説はできませんです。(^_^;)コチラ

コチラは彼女愛用のローライフレックス。見た目からカッコイイ

映画見てヴィヴィアンが使っているローライフレックス(二眼)が欲しくなってしまいました。。。(^。^)


最後に


最近は自分で写真を撮り始めたお陰で、一度見たことのある映画や映像作品なんかを勉強を兼ねて?再度見返している。

以前はただの映画鑑賞という感じで映像とストーリーを追って観ていたが、今は撮る側の視点で見いる自分がいる。同じものを見ても作り手側から観ると見え方が全く変わってくるから不思議なものだ。

アングルは?画角は?レンズは?光の捉え方?色味(グレーディング)?、着眼点や描写などなど、そんな事を考えながら見ている。作る側の視点で物事を捉える事によって自分の審美眼が磨かれていったら嬉しいな、と思い今日のエントリーを締めくくります。

最近はカメラ小僧、もといカメラおじさんになっているのでこんなエントリーが増えてきますがお付き合いよろしくお願いします。PEACE